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院長あいさつ

高崎中央病院は一般的な病院機能として小児から大人、高齢者の急性期医療および慢性疾患の管理を行っていますが、医療福祉生協の病院として保健予防活動、病気にならないための体つくり、地域づくりを心がけています。
医療福祉生協の理念として ①健康をつくる ②平和をつくる ③いのち輝く社会をつくるの3点が掲げられています。
近年、国連で世界を変革する2030年までの目標として持続可能な開発目標(Sustainable Development Goals =SDGs)として17の目標が提唱されました。
高崎中央病院はその開発目標の中で医療福祉生協の理念に合致するものとして特に①「貧困をなくそう」②「すべての人に健康と福祉を」③「住み続けられるまちづくり」④「平和と公正をすべての人に」を重視しています。
これまでも具体的には「誰も取り残さない医療」の実践のため、経済的に困難な人には社会福祉資源の活用をすすめ、国の政策としての無料低額診療を実施したり、まちづくりを重視し、ひとりぼっちをなくそうを合言葉に医療生協班会活動を通じてまちづくり、コミュニティづくりを行ってきました。
また生活に困難を抱えている人に公正な医療が受けられるよう政府や自治体に働きかけてきました。
今後も医療技術および医療安全の向上に努め、何よりも患者さん、生協組合員の人権を守る病院として役職員一同努力していきます。

院長写真
高崎中央病院 院長
小林 正則